ひとくち飲んだ瞬間、口の中に光が灯る。
軽い味わいにして、ほのかな甘み。香りは華やか。
時間とともに、香りが消え、甘さの次に辛みが現れてくる。
光子(Photon)が輝き広がりながら波のように消えていくように。
やかてエネルギーは相を変え、さらに強く次の光に杯が進む。
この華やかな味わいを醸すためにお米の栽培環境を、麹造りや発酵管理まで考慮して栽培します。
さらに麹菌と酵母の相性は重要で、糖化力の強い麹をつくることによって、酵母を快適に保ち、程よい香りを生んでもらいます。
お米の旨みを小さな麹菌の力に託し、たくさんの光をちりばめていく作業は、発酵を観察する微細な世界への没入です。
■ペアリング
バナナやメロンのような香りと、ジューシーな甘みは後半でドライに切り替わるため、幅広い料理との相性が楽しめる。
エビチリやミートボールといった甘酸の濃い味から、刺身や焼魚などの淡い味まで。
合う料理・・・エビチリ、酢豚、トマトと卵の中華炒め、アスパラガスと生ハムのマスタードマリネ、なすの揚げびたし、フォアグラ。
お酒ボンボン的な組み合わせとして、ミルクチョコレートやマシュマロともお楽しみいただけます。
■やや甘口
■原材料:米(国産)・米こうじ(国産米)
■原料米:山田錦(自社による三黄栽培【特別栽培米】)
■精米歩合:50%
■アルコール度:15度
■おすすめ温度帯:冷酒